映画監督・光武蔵人のブログ&最新情報

2017-06
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「Heroes」第6話 撮影終了

炎天下の中、「Heroes」第6話の撮影が無事終了。

心配していた鎧兜もなんとか着こなせた。重いんだけど、着ているうちに慣れてくる。体のどこに体重を掛けて着ていれば良いかが無意識に分かってくる。

昨日は火縄銃を撃つシーンを撮影。
実弾射撃も好きだし、自分の映画でも銃を使ったシーンを撮ってるんで、銃火器は怖くないんだけど、火縄銃は怖かった!顔のすぐ横に火縄があって発火用の火薬の乗った小皿がそこにある。引き金を引いて火縄を落とし火薬に引火させ、爆発を起こしてその衝撃が筒に伝わり弾丸を飛ばすという仕組み。つまり顔のすぐ手前で爆発が起こる。

撮影の前、ウエポンスーパーバイザーとセイフティミーティング。「顔のすぐ横で発火するから引き金を引いたら目をつぶった方がいいよ。粉が飛んでくるかもしれないから」と言われる。

俺は考えたね。武将であるWhite Beardは火縄銃撃つときに目をつぶっちゃう弱虫なのかと。俺の役者根性は、「目をカッと見開いて、敵を見据えて撃て!」と言っている。でももうひとりの自分は「映画監督の目って一番大切な商売道具だぞ。キケンかもしれないならつぶった方が良いぞ!」って言い始めた。

どーしよー。緊張しながら耳栓を入れる。

って迷いながら位置に付く。巨匠ヤノット・シュワルツ監督の「アクション!」が掛かる。大声なので耳栓越しでも充分聞こえるボリュームだ。

走る俺。迷いはもう無い。おっしゃ!目を開いてやる!

火縄銃を構え、雄叫びと共に引き金を引いた!
カチ。
不発。
目をギュッと固く閉じてる俺。かなり間抜け。
ごめんなさい。怖くて目を閉じちゃったよ。

火縄銃は不発の多い銃だったらしい。火縄が勢いよく燃えてないと火薬に上手く引火しない。火薬も良い感じに盛られてないと火がつかない。

テイク2。
また不発。
今回は目を開けてようと努力。でも怖くてシバシバしてた。
みんなは火縄銃にイライラ。
俺は俺自身にイライラ。
目、開けろって!

テイク3。
サムライになれ!
うぉぉ!と叫んで引き金を引く。
ボワァ!と火縄が火薬に火をつけて目の前に白煙と赤い炎が上がる!
俺の目はがっつり開いてたぜ!

「カット!エクセレント!ワンダフル!」シュワルツ監督が叫ぶ。やっぱり彼の声は耳栓越しでも聞こえる。
カメラクルーもどよめき、現場の緊張が解けた。
ウエポンスーパーバイザーも駆け寄ってきて、「グレイトジョブ!」と言ってくれる。

シュワルツ監督もやってきて固い握手。

巨匠、お世話になりました!
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