映画監督・光武蔵人のブログ&最新情報

2017-03
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不謹慎?

「チェルノブイリ・ダイヤリーズ」なる映画がアメリカで公開になった。
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このご時世にこのポスターである。俺は当然、原発事故の怖さを訴えたドキュメンタリー映画だろうと考えた。

が、

「廃墟と化したチェルノブイリに入り込んだ若者グループが、謎の影にひとり、またひとりと襲われていく・・・」という王道ホラー映画であるらしい。

「不謹慎だろ」と俺は思った。

映画=エクスプロイテーションで良いと思っている俺が、だ。

一昔前まで映画は見せ物的側面を持っていた。だから「この映画の撮影中スタントマンが死んだ」とか、「世界12国で上映禁止」とか、「実際にあった事件の映画化」などの文句が効果的な宣伝として使われていた。俺はこれを肯定する派だ。プログラムピクチャーだったり、エクスプロイテーションムービーが作られれば業界が回る。映画の製作本数が増える。そこから必然的にも、事故的にもアートは生まれるのだ。だから俺はエクスプロイテーションを肯定する。

しかし、福島第一原発の事故がまだ収束していない、震災からまだ1年と数ヶ月しか経ってない今というタイミングで原発事故をネタにした娯楽映画を作るのはどうなんだ?
映画人である前に日本人な俺は拒否反応を起こしてしまった。

しかし、一般のアメリカ人もフランス人も、福島の原発事故は過去のものだと思っている人が多数だ。
グローバル化と言うが、それでもまだ遠くの不幸は対岸の火事なんだと痛感する。少なくとも映画のネタにしてもモラルを疑われないレベルなのだ。

この映画、はたして日本公開はされるのだろうか。
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コメント

この記事へのコメント

(-_-;)

お久しぶりです!
まだまだ子供が小さいと放射能の影響考えてから行動する位なのに、忘れられてるようで悲しいですね。
世界のみなさんに助けられたり励まされたりして感謝しているけど、半端な時間の過ぎ方に、確かに他人事になって来てる悲しさがあるな。
だけど、自分も他の国で起きた大惨事をそんな風に思ってたかもと反省しました。

お久しぶりです

お元気そうで何よりです(^^)d

日本では今年も原発が停止してる分、夏の電力が足りるかどうか長~~~く議論されてますが、北海道でも今年は泊原発が停止したので節電が要求されてます。私が働いてるメガネ屋にも福島から余儀無く移住してきた方が来店されて、涙を流しながら話をする方を見ると、日本で起きている状況に不安と大きな悲しみがでます…。
なんとも…この映画は観る気がおきませんが(-ー-)監督は何を訴えたいのか疑問に持ちます。
不謹慎だなぁ…本当に。

実は「スラッシャーホラー」の箕を被った「反原発」の社会派作品かも?

とまぴさま、コメントありがとうございました!ご無沙汰してます!
日本で生活しているとノイローゼにならないために、少し忘れないといけない、という側面もあるかもしれませんね。しかしこれからの事を考えるととても心配です。

ごんちゃん、コメントありがとうございました!ご無沙汰してます!早く次回作撮って、ゆうばりに乗り込んで、ごんちゃんに再会したい(笑)
「チェルノブイリ・ダイアリーズ」の監督を始めとする製作者たちの良心を疑うよね。チェルノブイリでもまだまだ様々な被害に苦しんでいる方々いるというのに。

エクスタミネーターさま、コメントありがとうございます!取って付けでも何らかの社会派メッセージがあれば救いですね。しかし、見る気がしないのでどうしましょう。
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「チェルノブイリ・ダイヤリーズ」なる映画がアメリカで公開になった。このご時世にこのポスターである。俺は当然、原発事故の怖さを訴えたドキュメンタリー映画だろうと考えた。が、「廃墟と化したチェルノブイリに入り込んだ若者グループが、謎の影にひとり、またひとり...

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