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2017-10
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読書初め

2007年の読書初めは、「マンハッタンのKUROSAWA」(清流出版)という本だった。この本を書かれたのは平野共余子さんという方で、ニューヨークのジャパン・ソサエティーという非営利団体で日本映画上映プログラムを担当されていた。岡本監督の「EAST MEETS WEST」の上映がジャパン・ソサエティーで行われたとき、監督の通訳として俺も参加させていただいた。そして上映をプロデュースされていた平野さんと出会った。

平野さんの映画への造詣はむちゃくちゃ深く、映画を学問として研究されている方でもある。(第二次世界大戦後、米国占領下の日本における映画娯楽の制作とそれを取り巻く環境、政治を解析した「天皇と接吻」という名著も平野さんが書かれた。)

平野さんの粋な計らいで、俺の大学院卒業制作の短編映画「The Killer , the Wounded, and the Liar」を2000年1月にニューヨークで上映していただいたこともある。
(その上映の後、見知らぬ白人のお婆さんが俺のところに来て、「あなたの映画は素晴らしかったわ!あなたの映画を見に来たの!」と絶賛してくれたことがあった。実は、挫折しそうになるとき、いつも俺を励ましてくれるのがこの思い出だったりする。)

そんなこんなのご縁で、俺もちょこっとだけ「マンハッタンのKUROSAWA」内に登場する。というのも、この本は平野さんがニューヨークで18年間、日本映画をアメリカ人に紹介した激動の記録だからなのだ!いろいろな有名映画監督とのエピソードあり、海外で自国文化を紹介するご苦労があり、アメリカ人からの日本映画・文化へのリアクションありという盛りだくさんの大作。

日本映画を愛する方、海外での日本文化の立ち位置に興味がある方、海外での生活に興味のある方にお勧めする名著である。

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