映画監督・光武蔵人のブログ&最新情報

2017-06
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ホンダ、F1撤退!

このニュース、ショックでした。

F1のファンでは無いんですが、大好きな映画の1本に故ジョン・フランケンハイマー監督の「グラン・プリ」(1966)という作品があります。
上映時間3時間の大作で、F1レースを舞台にレーサーやチームのオーナーたちの熱い人間模様を描き、クライマックスでは人生の諸行無常まで感じさせる傑作です。NASAと共同開発で作ったという耐震カメラマウントを駆使してのレースシーンの迫力は今見てもまったく衰えていません。衰えるどころか逆に、今ならCGで作ってしまうであろうカットもホンモノなので、今後この映画を超えるレースムービーが作られるかが疑問になるくらいです。

作品解説が長くなりました。ホンダ、F1撤退の話です。

「グラン・プリ」の劇中、主人公のレーサーに救いの手を差し伸べるヤムラという日本人が出てきます。自分のF1チームを率いて。このヤムラのモデルはホンダなんです。本田宗一郎氏をモデルにしたヤムラ社長を演じるのは海外作品初出演の三船敏郎さん。ジェームズ・ガーナー、イブ・モンタンなどの豪華キャストを相手に堂々と魅力的なヤムラ=ホンダを演じています。

アメリカに渡ってきて間もない頃、言葉の壁や文化の壁、人種の壁にぶち当たってました。そんなときにこの作品を見て、非常に勇気づけられました。ガイジンに囲まれてても堂々と自分をつらぬけば大丈夫なんだ!と三船さんのヤムラ像から感じたんです。

それ以来、あまりモータースポーツに興味の無い自分でも、F1という世界の舞台にホンダという日本の会社が参戦していることを誇りに思っていました。

ということで、今回のホンダ撤退のニュース、ショックでした。
いつかホンダが復活してくれることを願います!
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