映画監督・光武蔵人のブログ&最新情報

2012-06
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「モンスターズ」廉価版発売!

俺の長編映画デビュー作「モンスターズ」(原題:Monsters Don't Get To Cry)が7月27日に¥1480の廉価版として再発売になります!

http://www.amazon.co.jp/モンスターズ-DVD-光武蔵人/dp/B007XR175A/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1339262705&sr=1-1

「残酷ヒューマンドラマ」という新ジャンルを開拓しようとした野心作。しかしその特殊性が裏目に出て、日本以外での配給は実現しませんでした。日本公開も危うかったのですが、配給会社マクザムさんの英断で2004年の完成から3年後の2007年に日の目を見ることができました。(それ以来、マクザムさんにはとても良くしてもらっていて「サムライ・アベンジャー/復讐剣盲狼」の劇場公開、DVD発売でも大変お世話になりました)

センセーショナルな犯罪が起こると注目は犯人に集まり、ある種のスターとして祭り上げられてしまう風潮に疑問を感じていました。俺の中でこの疑問は、O.J.シンプソン事件の過剰な報道を大学時代に目の当たりにしたのが切っ掛けとなって生まれましたが、その後もたくさんの犯人がスター的注目を集めています。

犯罪は被害者のため、遺族のために裁かれるべきではないのか。という思いが「モンスターズ」の始まりでした。映画では、娘を高校での銃乱射事件で失った父親が犯人の少年を警察から誘拐して、自らの裁きを下します。

30歳までに長編が撮れなかったら映画から足を洗う!と宣言していた俺が29歳にして撮ることができた作品。製作費は1千万円しかなく、とにかく悪戦苦闘の末に完成させました。
今の自分が撮れるなら、あそこも変える、ここも変える、と思う作品ではありますが、主演のディーン・シモーンとカイル・イングルマンの演技合戦、盟友・小瀧裕之カメラマンの名撮影、この作品が「サムライ・アベンジャー/復讐剣盲狼」でのコラボレーションにつながった特殊メイクの天才、マイケル・デル・ロッサの超切株エフェクトと見どころは多い作品だと自負しています。

DVDの特典には、俺の映画大学卒業制作、大学院卒業制作の2本の短編、メイキング、音声解説などが収録されています。

この廉価版発売のチャンスにご覧いただければ幸いです!

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不謹慎?

「チェルノブイリ・ダイヤリーズ」なる映画がアメリカで公開になった。
cd.jpg
このご時世にこのポスターである。俺は当然、原発事故の怖さを訴えたドキュメンタリー映画だろうと考えた。

が、

「廃墟と化したチェルノブイリに入り込んだ若者グループが、謎の影にひとり、またひとりと襲われていく・・・」という王道ホラー映画であるらしい。

「不謹慎だろ」と俺は思った。

映画=エクスプロイテーションで良いと思っている俺が、だ。

一昔前まで映画は見せ物的側面を持っていた。だから「この映画の撮影中スタントマンが死んだ」とか、「世界12国で上映禁止」とか、「実際にあった事件の映画化」などの文句が効果的な宣伝として使われていた。俺はこれを肯定する派だ。プログラムピクチャーだったり、エクスプロイテーションムービーが作られれば業界が回る。映画の製作本数が増える。そこから必然的にも、事故的にもアートは生まれるのだ。だから俺はエクスプロイテーションを肯定する。

しかし、福島第一原発の事故がまだ収束していない、震災からまだ1年と数ヶ月しか経ってない今というタイミングで原発事故をネタにした娯楽映画を作るのはどうなんだ?
映画人である前に日本人な俺は拒否反応を起こしてしまった。

しかし、一般のアメリカ人もフランス人も、福島の原発事故は過去のものだと思っている人が多数だ。
グローバル化と言うが、それでもまだ遠くの不幸は対岸の火事なんだと痛感する。少なくとも映画のネタにしてもモラルを疑われないレベルなのだ。

この映画、はたして日本公開はされるのだろうか。

パリで見かけたもの

パリのお話、続編。

前回書いたようにフランスは、五社監督の「人斬り」DVDも配給してる親日国。
もちろん、近年のサムライ映画大作であるリメイク版「十三人の刺客」もBD、DVDが発売中。
しかし、パッケージをご覧あれ。
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主演の役所広司さんの姿はなく、センターになっているのは石垣佑磨さんみたい。
これはチトいただけない。

ちなみに役所さんはアメリカ版ジャケットでも顔半分という憂き目にあってます。
13.jpg

びっくりしたのはソルボンヌ大学近くの書店。
なんと今月のベストセラー第7位が村上春樹さんの1Q84。
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アメリカで日本人作家の小説がベストセラートップ10に入ったことは、今まで無かったと思うしこれからも無いんじゃないかな。
そういう意味でもこれにはびっくり。

ちなみに拙作「モンスターズ」は、2007年のリリース時にTSUTAYA自由ヶ丘店さんで、サスペンス映画コーナーの第7位になったことがあります!(笑)
7位

最後はギャグネタ。
オランダの残酷映画巨匠は、フランスでツアーバス会社を経営しているようでありました!
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チャンチャン!

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