映画監督・光武蔵人のブログ&最新情報

2007-08
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WARを見てウォー!

近年イケメンばかりがもてはやされ、リー・マービンとかチャールズ・ブロンソンみたいなホントに強そうな男の顔をした俳優の減少を嘆いている俺なんだけど、ジェイソン・ステイサムには注目してる。ハゲを隠さない潔さとホントに強そうなごっつい顔。今の映画界では貴重な存在なのでファンなのだ。

そんなこともあり、先日、友人の好意でライオンズゲート配給新作映画「WAR」の試写会に呼んでもらえたときは嬉しかった。ジェット・リー、ジェイソン・ステイサムの主演最新作。

サンフランシスコを舞台にヤクザ対中国マフィアの抗争が勃発。それに伝説の殺し屋ローグと相棒を殺され復讐を誓うFBI捜査官が絡んでいく、というストーリー。リアル路線のアクション映画ではなく、マンガチックな設定。ま、それはそれでアリでしょう。

いやー、刺激になった!
あまりに酷くて(笑)

なんでジェット・リーとジェイソン・ステイサムは出たのか!?って思うぐらいの散々映画。でも大どんでんは(だけが)よく出来てる。一発芸的大どんでん返しがもてはやされる昨今の映画脚本の問題点を体現したような作品。大どんでんがあればなんでも良いって考え方はホント卒業しようよ。

昔お世話になった石橋凌さんも出演されてたんだけど、セリフにつっかえたテイクを使われてて監督の思い入れの無さを感じてムカッときた。

アジア人キャストが本当に最低でさらにムカッ。日本語のダイアローグコーチもセットにいなかったようなレベルの日本語をデボン・アオキとジェイソン・ステイサムが喋らされててまたまたムカッ!20年近く逆行してしまったようなハリウッドのアジア観に大ショック・・・。

と思って見てたら、舞台であるサンフランシスコがぜんぜんサンフランシスコに見えないので謎が解けてきた。「これカナダ製作だ!」って。
トロントかバンクーバー撮影で、ダイアローグコーチもアジア人キャストもローカルハイヤーだなってヨメてきた。エンドクレジットを見るとやはり撮影がバンクーバー。

ハリウッドのアジア観は「ラストサムライ」以来格段に上がっているので、「WAR」のレベルの低さはカナダのアジア観だと理解でき、ちょっとホッと胸を撫で下ろす。「Heroes」だってがんばってんだし。

せめてアジア人キャストはLAでキャスティングして欲しかったなー。ちゃんとした日本人いるんだから。俺も含めて(笑)

銃撃戦の舞台となるレストランのセットに大きく掛かっている意味不明の垂れ幕(?)に書かれた日本語がこの映画を上手くまとめちゃってるよ。「下手の横好き」だって(爆)

せっかくコリー・ユンをアクション監督に据えてるのに撮影も編集も酷いからなんの印象も残らない。

まさに「下手の横好き」が作った下手な映画だった。トホホ。
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闇の蔵人

東映時代劇「忍者狩り」(1964年)
監督:山内鉄也
出演:近衛十四郎/河原崎長一郎/山城新伍/佐藤慶/田村高広/北条きく子/加賀邦男/天津敏/安部徹

 復讐の炎を燃やす四人の浪人と幕府の命を受け外様大名取り潰しを狙って暗躍する隠密の血の匂いも生々しい凄惨な攻防戦を描きあげた娯楽大作。スリルとサスペンス、手に汗握る忍者映画の決定版。あらゆる手段を用い、数多くの大藩を地獄の底へ突き落としてきた忍者・闇の蔵人とその一味は、徳川三代将軍・家光より松山藩蒲生家新城主暗殺の命を受けた。蒲生家城代家老の会沢は、この幕府の腹を見抜き四人の浪人に忍者狩りに当てた。この四人の浪人、いずれも蔵人の手にかかり藩を潰され、放浪の旅を続けながら蔵人への復讐の炎を燃やしていた。

すげー。蔵人、「あらゆる手段を用い、数多くの大藩を地獄の底へ突き落としてきた」だって。怖いやっちゃなー。
この映画、見ていないんだけど悪役俳優となった俺は「闇の蔵人」に非常に興味アリ。DVD買おう。

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「アグリー・ベティ」シーズン 1DVDボックスセット好評発売中!

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光武蔵人出演第4話は、DISC1に収録

↓詳しくはこちらのサイトから。

http://abctvstore.seenon.com/detail.php?p=24015

※ このDVDボックスセットはリージョン1北米販売仕様です。
 



「Heroes」第6話 撮影終了

炎天下の中、「Heroes」第6話の撮影が無事終了。

心配していた鎧兜もなんとか着こなせた。重いんだけど、着ているうちに慣れてくる。体のどこに体重を掛けて着ていれば良いかが無意識に分かってくる。

昨日は火縄銃を撃つシーンを撮影。
実弾射撃も好きだし、自分の映画でも銃を使ったシーンを撮ってるんで、銃火器は怖くないんだけど、火縄銃は怖かった!顔のすぐ横に火縄があって発火用の火薬の乗った小皿がそこにある。引き金を引いて火縄を落とし火薬に引火させ、爆発を起こしてその衝撃が筒に伝わり弾丸を飛ばすという仕組み。つまり顔のすぐ手前で爆発が起こる。

撮影の前、ウエポンスーパーバイザーとセイフティミーティング。「顔のすぐ横で発火するから引き金を引いたら目をつぶった方がいいよ。粉が飛んでくるかもしれないから」と言われる。

俺は考えたね。武将であるWhite Beardは火縄銃撃つときに目をつぶっちゃう弱虫なのかと。俺の役者根性は、「目をカッと見開いて、敵を見据えて撃て!」と言っている。でももうひとりの自分は「映画監督の目って一番大切な商売道具だぞ。キケンかもしれないならつぶった方が良いぞ!」って言い始めた。

どーしよー。緊張しながら耳栓を入れる。

って迷いながら位置に付く。巨匠ヤノット・シュワルツ監督の「アクション!」が掛かる。大声なので耳栓越しでも充分聞こえるボリュームだ。

走る俺。迷いはもう無い。おっしゃ!目を開いてやる!

火縄銃を構え、雄叫びと共に引き金を引いた!
カチ。
不発。
目をギュッと固く閉じてる俺。かなり間抜け。
ごめんなさい。怖くて目を閉じちゃったよ。

火縄銃は不発の多い銃だったらしい。火縄が勢いよく燃えてないと火薬に上手く引火しない。火薬も良い感じに盛られてないと火がつかない。

テイク2。
また不発。
今回は目を開けてようと努力。でも怖くてシバシバしてた。
みんなは火縄銃にイライラ。
俺は俺自身にイライラ。
目、開けろって!

テイク3。
サムライになれ!
うぉぉ!と叫んで引き金を引く。
ボワァ!と火縄が火薬に火をつけて目の前に白煙と赤い炎が上がる!
俺の目はがっつり開いてたぜ!

「カット!エクセレント!ワンダフル!」シュワルツ監督が叫ぶ。やっぱり彼の声は耳栓越しでも聞こえる。
カメラクルーもどよめき、現場の緊張が解けた。
ウエポンスーパーバイザーも駆け寄ってきて、「グレイトジョブ!」と言ってくれる。

シュワルツ監督もやってきて固い握手。

巨匠、お世話になりました!

鎧兜

明日から第6話の撮影。
鎧兜を着ることになってる。

むちゃくちゃ重いんだよ。これが。
ちゃんと鉄で出来てる。
全部で15キロはあるんじゃないかな。

アクション、無いよね?
走れないぞ、コレ着てたら。
コケるだけで大怪我しそう。
炎天下のロケだし。
あー、不安。

衣装合わせのときちょっと動いてみたんだけど、ロボコップ状態だった。

昔の人、凄かったんだなー。こんなカッコで戦えるなんて。

「Heroes」シーズン2 予告編

YouTubeで「Heroes」シーズン2予告編を発見!
ちゃっかり俺も1カット出てます!

http://ie.youtube.com/watch?v=VXk31a4OoBQDSC09727.jpg

「Heroes」 シーズン2 第6話 撮影日決定!

昨日エージェントから電話があり、「Heroes」シーズン2、第6話の撮影スケジュールが決定とのこと。8月16日と17日の2日間。

第3話と第4話は出なかったので、待ってました!という感じ。
(まあその間にコミコンの仕事とかが出来たんでちょうど良かったんだけど)

今朝、プロダクションから脚本がFEDEXされてきた。
読んでみると・・・あんなことも!こんなことにもなってる!
ネタバレしちゃうんで何も書けないけど、こりゃすごい。

これだけ書きます。俺が火縄銃をぶっ放すアクションシーンあり。
やったー。
俺のヒーロー、トニー・モンタナのように腰だめで撃って
「Say hallo to my little friend!」
って言って良い?ダメだよね。時代劇だもん(笑)

凄い陰謀が展開するエピソードで、「24」のように「うそ!こいつが○○○の!?」な状態。俺の役、第7話まで出るのが確定しているんだけど、この感じだと7話以降も出るんじゃないの?って思えてしまうぐらい濃い展開になってる。出れると良いなーもっと。チャンバラのシーンがぜひやりたい。

あー妄想が膨らむ。

お、ビッグなことを書き忘れるところだった。この第7話、なんと監督がヤノット・シュワルツ監督なのだ!

ヤノット・シュワルツの名前で反応した人は相当の映画ファンだね。
この監督、70年代後半から80年代中盤まで大作映画を数多く手がけた大ベテラン。代表作は「スーパーガール」、「ジョーズ2」、そして故クリストファー・リーブ主演の傑作「ある日どこかで」。

すごいぞ。まだご健在どころか現役でがんがんテレビを撮ってたのか!

こんな大御所に演出されてきます。名誉なことです。
監督としての俺も何か学ばせてもらおう。トレーラーなんかに入んないで仕事ぶりをしっかり盗ませてもらうぜ。
サインも頼んじゃおうかなー(笑)。

「モンスターズ」批評

たまの休み、ネットで「モンスターズ」と検索していたらsdloverjpさんという方のブログを発見した。http://comewhatmay.jugem.jp/?eid=644

「モンスターズ」を見て、感想を書いてくれていた。
___________

この映画は最高!
これにはしてやられた。

二人の男の話。
一人は学生、校内で銃乱射事件を起こす。
もう一人はその銃乱射事件の被害者の娘の父親。

その父親がこの犯人の高校生を護送中に拉致、そして監禁。
父親は無念の怒りから
その犯人に肉体的苦痛を味合わせようとする。
一方犯人の高校生は
時代を憎み、人を憎み、親を憎む。
彼の周りの環境は全て彼を否定する。

当初、この高校生には
視聴者として憤りを感じる。
命の軽視、責任感の無さ。
矛盾した理論を並べては自分を正当化。

しかし段々と父親の、そのあまりに執着した復讐心に嫌悪感を覚え始める。
ここまでするのか?
ここまでやれるのか?
段々とその少年に情が沸き始め
爪をはがされ、指を潰されてゆく少年に
同情心が芽生え
そして父親の方こそ気が狂っていると感じ始める。

そして
その父親の辛さ、少年の辛さを感じる事ができ
最期の結末に納得させられてしまう。

監督・脚本家にしてやられてしまった。
と、悔しがってしまった。
そして
あぁ、うまい!
と感嘆の言葉を発する。

感想を一言で。
これほど優しい死は感じたことはない。
___________

映画監督として、作品を世に出す人間として、至福のひとときをいただいた。この喜びを明日への活力にして次回作へ挑んでいこうと心を引き締める。

(このブログはsdloverjpさんのご許可を得て全文引用させていただきました。ありがとうございました!これからも応援宜しくお願いします!)

コミコンレポート

サンディエゴ・コミコン・2007、今年は今までで最大の人出があったらしい。その数、なんと約27万人。いやー、ホント凄かった。

人波をかき分けての見物や買い物はホント疲れるね。ラッシュアワーの新宿駅で丸一日うろうろするような感覚だ。クラクラするよ。マジで。

それでも今年の収穫に大満足。
①「ブルーサンダー」サントラCD(作曲家のプライベート録音版)
②「愛のメモリー」サントラCD(作曲家のプライベート録音版)
③「スカーフェイス」トニー・モンタナのフィギュア(絶版商品)
④「ブレードランナー」デッカードの銃(個人製作のプロップレプリカ)
どーだい。立派にオタクしただろー。

「Heroes」もプロモーションしてたよ。押しかけサイン会でもしてやろうかと思ったけど、あんた誰?って言われるのがオチなので自粛。

DSC09709.jpg

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